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ブログ> 2016.3.19.

2106.3.19.顎関節症の治療は、歯科か?整形外科か?それとも心療内科か?part❶

そろそろ、春物のお洋服が着たくなる陽気になってきましたね。
横浜はまだ、風が少し冷たいので、私は、まだコートを羽織っていますが、いかがお過ごしですか?


横浜、白楽の中満整体です。


今日、歯科治療に行ってきました。


私はもう、ずいぶん前に、歯科治療で痛い目にあってから、
自分の体を張って、つまり、自分の口腔内を、多くの歯科医お見せし、
数々、レントゲン写真をとり、ご見解をお伺いしながら、
自分にとって最適な歯科医師に出逢うまで、必死に、探しまくっていた時期があります。


口コミで評判の良いと言われている先生から、本を出版されている先生まで、
首都圏を超え、およそ、最大で関東地方圏内にある病院、クリニックの門をたたきました。


その、探しまくった期間とは、
クラニオセイクラル・バイオダイナミクスの勉強をし始める約5-6年前から、
そして、勉強を開始してから、4-5年間、
約10年間もの間、私にとって最適な歯科治療を、
そして、この状況を理解してくださる歯科医師を探しながら、
同時に学んでいた、頭蓋骨や骨格、そして歯のつながりを身をもって知ることになりました。


おかげさまで、この、身体を張って得た体験は、
クラニオセイクラル・バイオダイナミクスの学びに、非常に役に立ちました。


しかし、お読みくださるあなたには、私のように無駄に身体を張ってほしくありませんので、
この経験が、どなたかの、何かのお役に立てばという思いで、
わずかですが、シェアーさせていただきたいと思います。


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実は、クラニオセイクラル・バイオダイナミクスの施術をした後、
このようにおっしゃる方が、よくおられます。


「施術を終えたら、歯科治療をしようと思いました。」


「歯科治療を受けた方が良いという、メッセージを、施術中に受け取りました。」


もう、私がアドバイスすることなど、ひとつもありません。
クラニオセイクラル・バイオダイナミクスの素晴らしさのひとつには、
必要なことに、自動的に気が付くことができるということがあります。


ここまできたら、もう、あとは、良い歯科医師に出逢えることを祈るのみです。


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頭蓋骨と、歯は、非常に密接な関係があります。
下の歯とは、下顎骨から生えていますし、
上の歯は、顔面頭蓋という、お顔の中にある骨の中を支えています。


もしも、削った歯を、補綴している金属の歯が、他の歯と比べて、0.数ミリ高いとします。
1ミリ以下、はがき一枚くらいの厚さであっても、
その差は、左右差をうみだしたり、
首の傾斜の違和感をうみだします。


首に、その、ずれが影響を及ぼすということは、
自動的に、肩、胸部、腰部へのずれが発生します。


あっさりと書きましたが
それは、もう、ドミノ倒しかのごとく、
バタバタと、中心軸のバランスを崩しまくり、壊しまくります。


口腔内で数ミリであっても、
それが、首、肩、胸、腰、と範囲が拡大するにつれて、
ずれはミリ単位では済まないことになるのです。


当然ながら、顎関節にも負荷がかかっているわけですから、
口の開け閉めが、痛いか痛くないかは別として、
その時は、すでに、滑らかな開閉が困難であるだろうと予想せざるを得ません。


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私も、もちろん、このドミノ倒し状態で
全身のバランスを崩していました。


しかし、当初、私が歯科治療にて、痛い目にあっていたことというのは、
歯の根っこの治療、つまり、歯の中にある神経の治療に関することでした。
きちんと、この根管治療と呼ばれる、根の治療をしていただける病院、
歯科医師を探していたのです。


全身のバランスは、二の次、三の次でした。


根の治療くらい、歯科医師なら、誰でもできると思われますよね。
私も、そう思っていました。
しかし、実際は、そうではありませんでした。
根管治療について、延々話し出すと長くなるので、やめておきますが、
いずれにしても、私は、ついに、きちんと根管治療ができる病院を探し当てたのです!


探し始めてから、わりとすぐにその病院は見つかりましたが、
ようやく、見つけ出し、医師にご理解をいただけた時は、
身体を張って探して本当に良かったと思いました。
おそらく、その病院にあっていなければ、
今頃、入れ歯かインプラントになっていたかもしれない歯を、
ついに、救っていただいたのです。


胸をなでおろしました。


しかし、しかしですよ。


私は、全ての治療を終えた後、
これまで、二の次、三の次と思っていた
全身のバランスについて、
ようやく、その先生にご相談したのです。


根管治療には、大成功した!
抜歯も覚悟していた歯を、治療してくださった!
素晴らしい技術を持っていらして、私の歯を救ってくださった!


私は、ついに、その先生に、次に、このようにご相談しました。


「実は、先生、全身のバランスがどうもおかしくなっているようなんです。
肩や、腰回りが、この治療の最中、ずっと痛んでいました。」


と、お伝えすると、
なんと、
私の歯を救ってくださったこの先生は、このようにおっしゃったのです。


「あ、それは、整形外科ですね、うちは、歯科だから・・・。」


まさかの、ご回答でした。


いや、当たり前と言っては、当たり前の返事ですよね。


歯科、整形外科、わかれているのは、もう、常識といえば常識ですからね。


この会話をしたのは、今から20年程前の話です。


今、この病院は、もうありません。
院長先生は、歯科医学生向けの教科書を執筆されるほどの方でしたが・・。


先生も、もし、ご健在であれば、かなりの、ご高齢になっていらっしゃると思いますので、
現場からは、すでに、退かれておられることと思います。


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今日、横浜にある、ある大学病院にて受診をしました。


紆余曲折あって、これまで、様々な歯科医師を探しまくり、
何とか、今日まで、口腔内の健康を維持してまいりましたが、
本日、はっきりとわかりました!


もう、時代は変わった!


私は、今日、はっきりと、そう確信しました。


歯科は歯科、
整形外科は整形外科。


管轄が違うから。
以上。
終わり。
他に何か?
何か問題あります?


こんなこと言われるような、時代は、もう終わったのですね。


今日、お会いした先生は、おそらく20代の先生です。


時代は、変わった!


今日は、この20代の先生から、
日本の未来の歯科治療に、きらり☆とした希望を感じて帰ってきました。


歯科でありながら、
整形外科、そして、心療内科的な分野まで、
きちんと勉強していらしゃる!


寒い時、そして、恐怖におののくとき、
下顎骨、あごの骨は、がくがくと震えることがあります。
また、心身の緊張が強い時には、歯をかみしめることがあります。


そうなんです!


歯や口腔内とは、


ココロの状態を映し出すことがあります!


もう、そのことは、歯科大学病院の中では、当たり前のように受け入れられていました!


どう受け入れられていたのかにつきましては、
ちょっと、長文になってしまったので、
また、次回に!
どうぞ、お楽しみに!


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中満整体

2016.4.30.顎関節症の治療は、歯科か?整形外科か?それとも心療内科か?part❷最終回

久しぶりのブログとなりますが、
4月14日、熊本県、大分県を中心に、大きな地震災害がありました。


私たち人間は、いつ何時であっても、突然の自然災害などから、
トラウマを負ってしまう危険性があるのは事実ですが、
それと同時に、負ってしまったトラウマを、解除する逞しさが備わっていることも事実です。


被災された皆様ならびにそのご家族の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
そして、皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心より お祈り申し上げます。


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今日は、前々回に書いていた、歯科治療の話題の続きを書きたいと思います。


以前のブログで、
私が、かつて受けていた歯科治療と、
先日、大学病院で受けた歯科治療とが、
大きく変化していると感じたことについて、書きましたが、


その、私が感じた変化というのは、このようなことだったのです。


私は、昨年、その大学病院にて奥歯の虫歯治療を受けていました。


今年に入って、その奥歯が痛むようになったので、
これは、前回の虫歯の治療が、芳しくなかったのかもしれない。と私が考えて、
再度、受診をしました。


私の中では、
歯科は歯の問題でしか診てもらえないと、これまでの経緯で、理解していたこともあり、
奥歯の痛みを感じた時は、


まさしく、歯の問題である!
と信じ切って、受診をしたところ、
先生からは、思わぬ答えが返ってきました。


「虫歯ではなく、歯の噛み合わせの問題かもしれない。
最近、ストレスやかかったり、生活習慣に変化はありましたか?」


生活習慣?ストレス?


歯科は、歯、口腔内のみが管轄で、
その他については、管轄外であると別の病院で言われたような気がしたが、


まさかの回答に、びっくりしました。


しかし、よく思い返してみると・・・。


実は、私は、今年2016年になってから、
クラニオセイクラル・バイオダイナミクスをはじめとした
たくさんの施術を受けていたのです。


骨格系が変わりましたし、
骨格の変化に伴って、内臓機能にも変化がありました。
もちろん、歯のかみ合わせにも影響を及ぼしています。


当然ながら、心の状態にも変化がありました。


私は、そのことと、歯の痛みをバラバラに感じていましたが、


歯科を受信して、我に返って、納得したわけです。


本来、全体的に身体を診る、整体師の私より、
歯科医である、先生の方が、身体を総合的に診ておられたのです。


先生がおっしゃる通り、私のは、噛み合わせ変化していましたし、
その噛み合わせの変化から、一時的な痛みが現れることも十分考えられます。


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クラニオセイクラル・バイオダイナミクスのある先生がおっしゃっていましたが、


健康という意味の"health"という言葉の語源は、なんと、
"wholeness"全体性という言葉なのだそうです。


そして、クラニオセイクラル・バイオダイナミクスでは、

原初の呼吸という、身体全体がしている呼吸

を脳脊髄液の流れから感じ取っています。


原初の呼吸は、私たちの身体に常に影響を与えています。


この図にあるように、
原初の呼吸は、身体全体が、ひとつになって行われており、
歯は、歯。
骨は、骨。
臓器は、臓器。
と、バラバラに呼吸しているわけではありません。


クラニオセイクラル・セラピストが、常に感じている、
健康"health"とは、実は、
身体が本来持つ、全体性につながってるのです。


本題に入りますが、


顎関節症とは、歯科か?口腔外科か?整形外科か?または、心療内科か?


この答えは、
残念ながら、どこの科を単独で受診しても、不十分である。
と考えています。


顎関節症とは、どこの科に行けばよいのかわからない、非常に曖昧な位置にある症状です。
しかし、このようなあいまいな位置にあるトラブルこそが、
この原初の呼吸の健全さを取り戻すことができる、
クラニオセイクラル・バイオダイナミクスの施術を受けることが
最も、ふさわしいと言えるでしょう。


原初の呼吸を感じるとき、身体は、一斉に、
風船が膨らむかのように、大きくなったり、
また、元に戻ったりするような動きを見せます。


その動きは、身体のパーツごとにバラバラに動いているのではなく、
身体のすべてが、連動した動きです。


ということは、


顎関節にだけ、唯一、違和感があるが、
顎関節が位置している頭蓋骨、
そして、頭蓋骨と連動して動く、背骨、腰の骨、下半身にある骨などは
つながりもないから、万が一、そこにトラブルがあっても関係ない。


とは、考えられないのです。


つまり、痛みや症状がある場所、つまりトラブルがある場所だけを診ていく事が
もうすでに、身体をバラバラに診ていることになるのです。


顎関節は、肩関節、股関節に比べると、ふんわりと頭蓋骨に位置しています。
しかし、ふんわりと存在しながらも、頭蓋骨、そして、その他の身体の骨全部と、連動して動いています。
影響しあって、動いているという、言い方もできるでしょう。


つまり、顎関節症は、身体全部と関連しあっているのです。


そして、身体全部と関連しあっているということは、
心と関連しあっているということです。


身体と、心はバラバラに存在していません。
常に、連動しあっています。


心と身体を含んだ、あらゆる健康上の疾患は、全体性につながって初めて、
自らの自然治癒力で、自らを総合的に癒し始めるでしょう。
それが訪れて、初めて、根本的回復のプロセスをステップを踏むことができるでしょう。


どこの科を受診して良いかわからない状態にあるとき、
中満整体の脳脊髄液健康法をお試しください。
お力になれると信じています。


中満整体

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