薬や医療に 頼りすぎない生き方をしたいあなたへ
生命力や自然治癒力で 根本的に回復したいあなたへ
施術前後の、あなたの自律神経をグラフに数値化して、どう変化したかをご説明します。
クラニオセイクラル・バイオダイナミクスは、脳脊髄液の循環を促す施術ですが、
脳脊髄液の流れを促す施術を受ける時の感覚とは、
例えば、温泉に浸かって血行循環が促される感覚のような、一般的に認知されやすい感覚とは異なり、
人それぞれ感じ方が異なります。
これが正解の感覚というものがない上に、同じ人であっても、同じ施術を二度経験することはなく、
施術を受けるタイミングによって、得られる身体感覚や時間感覚、また、気づきや体験は、異なるでしょう。
とはいえ、施術時に、感覚を得ていても、そうでなくても、心身の変容のプロセスは着々と進んでいきます。
しかし、まれに、身体の感覚につながることが難しく、変化を感じずらい方もいらっしゃるため、
中満整体では、施術の前後で、自律神経の状態を、グラフに数値化し、
どのように、変化したのかを、より明確に、わかりやすくご説明するための技術を取り入れました。
自律神経の正常化していく様子が、グラフ上で視覚的にわかると、
”施術を受ける事への励みにもなる!”との、ご意見を頂戴しており、
施術への意欲が向上することによる、心身の相乗効果も得られております。
なお、測定は、あくまで、施術効果を、単に、わかりやすくするための数値化、グラフ化であり、
施術内容は、これまで同様に、IABT認可の100%純粋なクラニオセイクラル・バイオダイナミクスです。↓詳しくは、こちらの下に↓
どのように測定するのか?また、施術の前後で、どのようにグラフが変化するのか?
どのように測定するのか?
人間の体に、自然に存在する微弱な電流と、同等の微弱電流を流し、電気抵抗を測定します。
片手に、金属製の端子をお持ちいただいて、
手首と足にあるツボに、もう片方の端子で、写真のように、施術者が触れることで、
自律神経の値を数値化することができます。
測定時の感覚は、無感覚で、人体の生体電流に、影響を与えるものではなく、無害なものですので、どうぞ、ご安心ください。
本来、人が持っている微弱電流の測定なので、静電気のような感覚は一切ありません。
どのように測定値が変化するのか?
<症例1>50代 女性 自律神経失調症(不定愁訴)
グラフの数値が上に向かって高くなりますが、高い数値は、交感神経の興奮を表します。
逆に、下に向かって数値が低くなりますが、低い数値は、副交感神経の働きを表します。
施術前の測定値(青いライン)より、施術後の測定値(赤いライン)の方が低くなっており、
これは、脳脊髄液健康法の施術をすると、副交感神経が優位になり、
心身共に、リラックスすることを表しています。
症例1のケースでは、施術前に、不定愁訴であるのぼせや、イライラを感じておられましたが、
施術後には、身体感覚は落ち着いており、数値も、正常値に落ち着いています。
<症例2>30代 男性 不眠
症例2のケースでは、右側の数値が、施術後、副交感神経優位になりましたが、
もともと、低かった左側の数値は、施術後に、交感神経の働きを取り戻しています。
不眠がお悩みでありましたが、施術中にはぐっすりと入眠することができており、
滋養と休養を得られた施術後は、頭もさえて、とても、すっきりしたとおっしゃっておりました。
自律神経とは、身体のどこに流れているのか?末梢神経と中枢神経の違いとは?
自律神経とは、交感神経と、副交感神経によって構成されている、末梢神経です。
木に例えると、枝葉の部分に当たり、全身に広がっています。
クラニオセイクラル・バイオダイナミクスで扱っている、脳脊髄液とは、
脳の中で生産されて、背骨にある脊髄の中を循環しています。
木に例えると、根や幹である、根幹部分に多く流れており、中枢神経と呼ばれます。
木の根幹部分は、脳や脊髄などの司令塔で、
木の枝葉の部分は、脳や脊髄指令を受けて働く、自律神経です。
自律神経とは、この中枢神経系の指令を受けて、全身を統合しています。
ですので、自律神経の状態を測定することで、木の幹から、どのような指令を受けているのかを想定できます。
そして、実際の施術は、根幹部分である、脳や脊髄にアプローチをし、根本的回復を見据えていくことができます。
良導絡の測定にて、自律神経である交感神経と副交感神経のバランスがわかる。
良導絡とは、↓中谷義雄博士↓によって、発見されました。
昭和25年、中谷博士は、ある腎炎の患者さまの、皮膚の電気抵抗から、
東洋医学古典の、腎経絡に似た、電気の通りやすい部位がある。という発見をきっかけに、
皮膚の電気抵抗と、自律神経や経絡との関わりについて、研究なさいました。
その後、電気生理学的見地により、皮膚の電気抵抗は、自律神経の機能に関係が深いことがわかり、
その電気の流れやすい路筋は、良導絡と呼ばれました。(図右)
また、その良導絡は、古典の経絡(図左)と非常に似ています。
こちらの画像左は、古典の腎経絡を表します。
お腹から足の裏に連なっている点は、ツボ(経穴)で、線は、経絡を表します。
経絡とは、ツボとツボが、ひとつの道筋のように流れる路であり、全身に分布しています。
また、全身をめぐる経絡は、以下のように、複数あり、
(肺経、心包経、心臓経、小腸経、三焦経、大腸経、脾経、肝経、腎経、胆経、膀経、膀胱経)
それぞれの意味を持っています。
画像右の良導絡は、左の古典経絡とイコールではありませんが、非常に似ている路であり、
また、自律神経の機能に非常に関係が深いので、良導絡の測定によって、自律神経の状態を測定することが可能なのです。
日本良導絡自律神経学会HP参照
良導絡の創始者 中谷義雄博士の略歴と、良導絡測定アドバイザー認定
良導絡の創始者 中谷義雄博士の略歴
1945年 岩手医学専門学校(現、岩手医科大学)
1946年 医院を開業
1950年 良導絡を発見
1954年 京都大学生理学教室入室ののち、京都大学鍼灸懇話会を設立
1957年 笹川久吾教授のもと、「皮膚電気抵抗と良導絡」を京都大学に提出し、学位を授与
1959年 関西鍼灸柔整専門学校講師
1961年 良導絡医学界を設立し副会長に就任
1966年 大阪医科大学麻酔科東洋医学担当非常勤講師
1978年 ご逝去
良導絡測定アドバイザー認定取得
この度、日本良導絡自律神経学会より、良導絡測定アドバイザーとして認定されました。
日本良導絡自律神経学会の会員様の多くが、医師、鍼灸師であるにも関わらず、
国外である米国を由来とした、クラニオセイクラル・バイオダイナミクスの施術者である私を受け入れてくださり
また、アドバイザーとして認可していただきましたことに、心から、感謝しております。
鍼灸とは、中国から発祥し、世界に広まった技術ですが、
良導絡、"Ryodoraku"とは、日本から世界に広まっている技術であります。
どこの国から発祥した技術であろうとも、
志高く、根本的改善を目指す、世界中の療術家らにとって
国の壁、技術の壁などの、あらゆる壁は、障害に過ぎないと言えるでしょう。
人種、民族問わず、あらゆる人に存在する、生命力の開花こそが、何よりの本望であり、大変、微力ではございますが、これからも、その生命力の開花に貢献し続けていきたいと思う所存です。
施術内容は、これまで通り、IABT認可の100%純粋なクラニオセイクラル・バイオダイナミクスです。
クラニオセイクラル・バイオダイナミクスの技術そのものは、西洋医学であるオステオパシー由来のものですが、
良導絡は、電気生理学的見地による、東洋医学的な指標です。
両者は全く異なる概念でありますが、東洋医学、西洋医学の双方の利点を活かす事で、
施術に幅を持たせることを意図しております。
良導絡の測定は、指標のみを目的とし、
施術そのものは、IABT認可の100%純粋なクラニオセイクラル・バイオダイナミクスを行っております。
良導絡は、あくまで付加的な指標として取り入れているので、
良導絡測定を、前後になさらなくても、施術の効果には、全く影響を及ぼしません。
ご興味のない方は、測定を省くことも可能ですので、その旨、お伝えくださいませ。