一つでも当てはまる方、このまま読み進めてください。

中満整体は、クラニオセイクラルという療術を主としていますが、このテーマに関しては、ひとつの療術からの教えに限定せず、
これまでの東洋医学を含む、22年の臨床の現場で経験した全てを踏まえ、最終的に、たどり着いた健康への考え
そして、子供さんをはじめとした、ご家族全体の健康を、どのようにサポートしていけるかをお伝えします。

かつて、成人病と言われた症状が、若年層化しているという背景により、
成人病が、生活習慣病へと、病名が変わったことも記憶に新しく
時代が変わるにつれて、子供さんの表す症状が、年々、変化していることを、
整体師として、如実に感じています。

そのトラブルは、大人さながらの、
肩こり、偏頭痛、自律神経失調症、鬱、便秘など、
成人の方から受けるお悩みと同様のものに始まり、

学校内の状況にまつわる事　➡　いじめ、登校拒否

行動や気持ちにまつわる事　➡　人とコミュニケーションが上手くできない。記憶できない。集団で会話ができない。突出した能力がある。

身体感覚にまつわる事　➡　多動性があり、じっとして座っていられない。暴力的な時がある。感情的な時でも、それ以外の時でも、奇声を発する。

これまでの、子供さんの症状に関する例を振り返ると、
その症状やトラブルの根本が、子供さん単独の問題であると思われるケースよりも、むしろ、
ご両親の心身の状態に起因すると考えられる場合、
または、家系全体からの事柄に由来しているであろうと感じることが、多くありました。

そして、子供さんの健康と、家族の健康を、中満整体が、いかにサポートするのかについてをお伝えする前に、
まず初めに、集合的無意識という概念を、どう解釈しているかについて、お話したいと思います。

こちらの図は、人の意識を、海に囲まれた島に例えたものです。
地球から突起して島の土台があり、海の表面に島が見えますが、
人間の自覚している意識（顕在意識）が、この島に当たり、島の土台が、無意識（潜在意識）に例えられ、
ご覧の通り、私たちが、自覚している意識とは、とても小さな領域であり、
広大な無意識の領域に支えられていることがわかります。

そして、整体師として、この無意識（潜在意識）を、身体という側面から考えた時、

この無意識（潜在意識）とは、無意識のうちに機能している、自律神経の働きと類似していると考えています。

”トラウマ”という、心と身体に負った傷は、この無意識の層に、存在しているものであり、
人の自律神経の発達と共に、神経系に織り込まれ、身体と心に根を張り、
人の感情的な反応、または、身体的、または、神経的な反応を呼び起こすことがあります。

また、”トラウマ”だけではなく、私たちが無意識的に、認識している、例えば、

常識、文化、風習なども、この無意識の層によって、多くの人によって共有されています。

例えば、私たち日本人が、外国に行くような機会があるとしたら、
文化、風習、または、価値観や、物の考え方、捉え方まで、現地外国人との間に、違いがあるとわかった時に、
つくづく、自分は日本人であることを自覚する。といったような経験をすることがあります。

それは、一人の日本人が、自分以外の多くの日本人と、同じ意識を共有していたことに気が付くことです。

つまり、個々の日本人が、同じ無意識を共有して、ひとつの日本人という、大きな集合的無意識を形成し、
その大きな集合的無意識は、それぞれの個人の意識が、同じ無意識（常識、文化、伝統、民族性等）を共有しているということが、
異国の集合無意識の中に、入り、交わることで、はじめて顕在意識化する、という経験です。

集合的無意識は、国民性や、民族性だけではなく、
女性が共有している共通の無意識というように、ジェンダーによる集合的無意識
または、同じ会社に勤める複数、または、同じ地域社会に住む複数によって共有される集合的無意識のように、

誰もが、何らかの集合的無意識の影響を受けて、存在していると考えられるでしょう。

そして、子供さんのケースを考える時、

両親、祖父母、曽祖父母と、脈々と、世代間に渡って連鎖してきた、

家系という、大きな集合的無意識の、

もっとも若く、新しく、その家系の前面に現れた命と、とらえることができるでしょう。

無意識（潜在意識）にある、家系というひとつの集合的無意識のグループには、
良い意味でも、そうでなくとも、繰り返されているパターンがあります。

そのパターンの中には、音楽家や芸術家が多い家系というような、才能や才覚を表すパターンもあれば
体格が似ている、または、同じような疾患を持ちやすいといった、体質的なパターンもあり、
さらには、性格の類似や、同じような感情的反応をするというような、心理的なパターンもあると捉えています。

一般的に、これらのパターンを、”遺伝”と受け取られることが多くありますが、
中満整体では、これを、”家族システム”と、とらえています。
また、ご夫婦が同じような家族システムの元にあることが多いとも、頻繁に感じています。

パターンは、本来、個人個人の無意識（潜在意識）の層にあり、
脳脊髄液健康法の施術中に、身体の神経系が表現することから、うかがい知ることができますが、

家系の世代間にわたって、連鎖しているであろうパターンというものは、
家系や家族システムという、集合的無意識の中に存在しており

特に、大人の養育なしには、生命を維持できない、子供さんの自律神経系は、
ご家族の自律神経の影響を受けながら、成長しているので、

子供さんの自律神経に織り込まれた、無意識（潜在意識）は、
大人の方々の自律神経の状態から、時に、長い世代に渡って、連鎖している可能性がある、とも考えられます。

子供さんが、何らかの症状を表す時、中満整体では、

その症状は、家族システムの中で、未解決であったことを、
子供さんが、心と身体を使って、表現している場合がある、と考えます。

そして、世代は、脈々と続き、
誰しもが、誕生してから大人になるまでの間、子供という立場ですが、

もしかしたら、昔子供であった、現在、大人の方が、子供時代に、解消できなかった問題を、
そのまま、子供さんが、世代を超えて、表すこともあるとも、考えることができます。

その場合は、子供さんが表す症状は、実は、ご家族と、とても深いつながりがありますので、

子供さんに、何らかの症状がある場合、多くの場合は、
その症状に対するアプローチである、対症療法が行われることが、一般的です。

しかし、中満整体では、

それぞれの症状は、その身体と心を理解するための、重要な手がかりとして捉えています。

身体とは、本来、生命を維持するために、必要なことを行う、健全さが備わっており、
例えば、痛みでさえも、それは身体の嫌がらせ機能ではなく、むしろ、
痛みがあるからこそ、そこに注意を向けることができるという、重要な信号であり、
まさに、身体の親切設計です。

さらに、不眠のような、心因性を考慮しなければならない場合は、
なおさら、その背後にある要因を、見落としてはならないでしょう。

上記の、子供さんが表す症状である、
学校内の状況にまつわる事、行動や気持ちにまつわる事、身体感覚にまつわる事は、
それぞれ、関係ないことのように感じられるかもしれませんが、

心と身体は、表裏一体であって、それぞれ、相関関係があります。

さらに、病気を診る専門である病院での検査は、とても大切なことですが、
処方された薬で、症状を消す事が、必ずしも、治癒したことと同じ意味であるとは限らないことは、
東洋医学や、その他の、自然療法の診方では、広く認知されていることです。

集合的無意識の概念から、考えられるように、
子供さんが表す症状は、必ずしも、子供さん単独の要因に、起因するとは限らないことがあります。

家系全体のパターンである、”家族システム”の表れと、見受けられる場合は、
家族の大人の方々の代から、未解決であったことを、子供さんが全身を使って、表現していると考えられ、

その場合は、周りの大人の方々のサポートが、非常に大きなサポートとなり、
より、根本的な治癒を発動させる、大きな力になります。

子供さんの、症状の背後にあるものへの、周囲の大人の理解が生れる時、そこに根本的な治癒の本質がある

と、中満整体は、とらえています。

これまでの整体師としての現場から、多くの世代の方々の身体に触れる中で、
年齢が高いほど、身体が弱く、若い人ほど、身体が丈夫であるというような、
一般的な認識から、非常にずれた感覚を持つことが多々ありました。

当然ながら、個人差があり、一概には言えないことを踏まえた上で、
中満整体が感じている、医療と時代の変化についての理解を、ここにお伝えいたします。

【おじいさん・おばあさん世代】戦前・戦中・戦後時代　免疫力全開世代

戦後から今日の医療の変化を振り返りますと、
特に、高度経済成長期に経済の豊かさと共に医療は発達し、
見事なまでに症状を抑制する、対症療法が、医療の常識になりました。

しかし、戦争中は、衣食住に不自由なことは、当然の中で、
満足な医療が与えられず、亡くなる方は数知れず、
それこそ、免疫力全開で、生死をさまよい、人々は、死と隣り合わせに、生きながらえていた時代と言えるでしょう。

さらには、今でいう、モラハラ、パワハラと呼ばれるような出来事が当たり前のようにあり
その理不尽な、戦争という時代を生き延びるためには、唯一、本来、身体に備わった免疫力だけが、
人の生命の維持を支えていたのですから、まさに、免疫力が尽きる時が、死を意味していたのかもしれません。

まさに、子供さんにとって、おじいさん、おばあさん、
または、曾祖父母にあたる世代の方々の身体から、その強靭な免疫力を、しっかりと感じとることができます。

【お父さん・お母さん世代】病院での出産増加・公害蔓延時代　バーストラウマ多発・アレルギー勃発世代

やがて時代が高度経済成長期を迎えるにつれ、アレルギー疾患の時代が始まりました。
本来、アレルギー反応は、正常な免疫力が起こす反応であって、病気ではありませんが、
それに対する、本質的な解決がないまま大量の医薬品が、多くの人の身体に、入り込んでいく時代です。
正常な免疫力は、行き場を失い、結果、抑制されてしまいました。

さらには、団塊世代の次に続く、団塊ジュニア世代の、出産ラッシュ時に顕著になった
陣痛促進剤による計画出産、今は症例が少なくなった管子分娩による出産は、
現代医学において、因果関係が決して認められることのないまま、
公に認知されることのない、多くの不定愁訴を生み出しました。
それに伴って、決して本質的な解決に結びつくことのない対症療法が繰り返され、
更なる医薬品が身体に蓄積されていきます。

現在、40代から50代くらいの世代の方々の身体に、大変、複雑な免疫力を感じています

【子供さん世代】除菌・殺菌・滅菌・ワクチン時代　超神経過敏・免疫力抑制時代

ワクチン時代の到来です。
免疫が、本来の意味を失い、ワクチンによって、免疫を人工的に得ることが一般化し
免疫力そのものが、身体の内側から自発的に、生み出されるものである。という概念が、
徐々に、人々の意識から、消えていくようになっています。

自発的な免疫力が低下することで、より感染症を恐れるようになり
至るところを、アルコールで除菌し、無菌的な状況にすることで、
はじめて、安全が維持できるような錯覚すら、覚える時代なのかもしれません。

医薬品の進歩が、人の本来持つ身体機能を、まるで、追い抜いたかのように認知されているとも、言えるでしょうし、
また、多くのメーカーが開発する、新規商品と、その販売促進のためのキャッチフレーズが、その利便性を謳い、さらには、
上手に、人の恐怖心を刺激し、購買意欲を駆り立てた結果とも言うことができるのではないでしょうか。

整体師として、全ての世代の方々の免疫力を、どうサポートできるか？

整体師として、整体師の仕事を一言で言うならば、
免疫力を育てていく事と言っても、過言ではないと思っています。
そして、あらゆる世代の人は、どんな状況であっても、望めば、免疫力を向上させることができるとものであると
この22年の臨床経験から確信しています。

中満整体にとって、免疫力とは、ウイルスや細菌感染に対することだけではなく、
心の免疫力をも表し、当然ながら、心の免疫力を作ることも可能であると捉えています。
心のトラウマを、自らの生命力で解消した時、それは、他の誰でもない自分の命が乗り越え、学び、
生命力から生み出された、心の免疫力であり、生きる力となるのです。

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バーストラウマの詳しい説明は、こちらをクリックしてください。➡　バーストラウマとは何？　
トラウマに関しての基本的な説明は、こちらです。➡　中満整体が考えるトラウマとは？　
さらに、中満整体では、トラウマを負う要因は、大きく分けて、３つあると考えています。
　　　　　◎　トラウマ要因❶物理的打撃　
　　　　　◎　トラウマ要因❷心理的打撃　
　　　　　◎　トラウマ要因➌薬害

また、これらのお悩みにも、脳脊髄液健康法は適しています。
　　　　　●[お母様の課題]子供を愛せないとき　
　　　　　●[お子様の課題]多動児,注意力欠陥症,学習障害,いじめ,登校拒否など　
　　　　　●愛する人の死,死産,流産の悲しみを乗り越える　
　　　　　●[あらゆる人間関係の課題]ｲﾝﾅｰﾁｬｲﾙﾄﾞを癒し、内なる男女が仲直り