脳脊髄液は、この図のように、頭蓋骨の内側に、大脳や中枢神経を守りながら流れています。
もしも、頭蓋骨が、脳に直接、ぴったりとくっついていたら、
何かの衝撃があった時に、直接脳にダメージを与えてしまうのですが、
この脳脊髄液が、クッションのような役割を果たし、物理的な打撃や衝撃を吸収してくれます。

そして、おそらく記憶にない、誕生時の赤ちゃんだった頃、
私たちの頭は、成人の頭蓋骨のような、しっかりとした骨格を持っておらず、
膜に包まれた体液と言うに近い、柔らかい頭を、お母さんの硬い骨盤の中で、回旋させながら産まれてきています。

誰もが、経験している、物理的打撃とは、
私たちが、全く覚えていない頃の誕生時に、さかのぼることができるでしょう。

中満整体では、根本的回復に向けて、日々、取り組んでいますが、
主訴であるお悩みが解消された後でも、継続して施術を受けておられるクライアントの方々を始め
また、多くの方々の脳脊髄液の流れに触れる中で、ある同じ傾向を感じ始めました。

その傾向とは、ご本人が全く経験していない、または、記憶にないと思われる、
脳脊髄液が吸収していた衝撃の痕跡が、やがて現れ、
主に、首を含む頭部から、その衝撃の傷跡が、解放されていくという事です。

中満整体では、この、ご本人の記憶にない、首を含む頭部の、打撃の痕跡とは、
誕生のプロセスと非常に関係が深いと考えています。

自然のリズムの中で本来自然に起こる、陣痛の中で、
赤ちゃんとお母さんは、呼吸を合わせ、誕生のプロセスを遂げます。

赤ちゃんは、お母さんの恥骨と仙骨（お尻の真ん中の骨）の間に柔らかい頭を回旋させて、産道に向かいます。

しかも、赤ちゃんは、骨盤の広いお母さんであっても、比較的狭いお母さんの骨盤であろうとも、
お母さんの複雑な骨盤の形に合わせて、自らの頭を変形させながら、産まれようとするのです。

赤ちゃんにとっては、命がげのチャレンジなのです。
そして、ねじりながら、圧縮を受けながら、産道を通ってきた時の赤ちゃんの時の経験を、
成人してからも、脳脊髄液が、その記憶を保持していることがあります。

その、ねじれて、圧縮を受けた経験は、生後、成長過程において、自然に解消されることもありますが、
残念ながら、残ることもあると考えられています。

そして、中満整体にお越しいただいている、クライアントの方々から感じていた傾向は、
この時期に受けた、衝撃の解消であると思われます。

そして、この誕生時の衝撃とは、誰もが多かれ少なかれ保持していると考えられる、誕生時の物理的なトラウマであり
また、その物理的な衝撃は、その後の精神的な状態に影響を及ぼし、また、神経系の緊張などとして、現れることも考えられます。

さらに言うならば、この誕生時に、帝王切開、鉗子分娩、吸引分娩などの、
医療の介入があった場合は、より複雑な物理的トラウマを保持している可能性があります。

赤ちゃんは、出産時に、恥骨と、仙骨の間に、自らの頭部を変形さえながら産まれますが、
こちらのイラストは、その時に、お母さんの骨盤内の骨から受けた打撃が、影響した結果、
その後、赤ちゃんが成人した時にまで、その背骨や骨盤にまで、ねじれや、ずれの影響が及んでしまったケースを表しています。

脳脊髄液は、ここまで、ねじれの打撃を保持しています。
根本的な改善に導くためには、脳脊髄液の流れを促す施術が必要であると、中満整体では考えています。

決して、骨の位置を、ボキボキ鳴らして、矯正したりてはならないでしょう。
なぜならば、このねじれが、出産時にかかわる可能性がある以上、
背中、腰の骨だけを調整することは、根本的な改善に結びつかないからです。

さらに、背中、首、腰の筋肉を柔らかくするマッサージなどは、
一時的に、体感として、解れたように感じるのみで、まさしく、根本的な改善とは言えません。

最も、安全で、本質的な回復へのアプローチは、
内なる生命力が自発的にそのねじれのパターンを解き放っていくことができる、
脳脊髄液健康法であると確信しています。

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バーストラウマとは、まだ、日本では耳慣れない言葉なので、
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さらに、中満整体では、トラウマを負う要因は、大きく分けて、３つあると考えています。
　　　　　◎　トラウマ要因❶物理的打撃　
　　　　　◎　トラウマ要因❷心理的打撃　
　　　　　◎　トラウマ要因➌薬害

また、これらのお悩みにも、脳脊髄液健康法は有効です。
　　　　　●[お母様の課題]子供を愛せないとき　
　　　　　●[お子様の課題]多動児,注意力欠陥症,学習障害,いじめ,登校拒否など　
　　　　　●愛する人の死,死産,流産の悲しみを乗り越える　
　　　　　●[あらゆる人間関係の課題]ｲﾝﾅｰﾁｬｲﾙﾄﾞを癒し、内なる男女が仲直り