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中満整体について> 脳脊髄液とは何?

そもそも脳脊髄液とは何だろう?

脳脊髄液とはどこでつくられるのか?どこを循環するのか?

脳脊髄液とは、名前の通り、脳と脊髄の周りをクッションのように守りながら循環している液です。(図左側のおよそ茶色い部分にながれています。)
そして、図右の脳室の中にある脈絡叢というところで脳脊髄液は生産されています。

脳脊髄液の循環と生産

もし、この脳脊髄液がなく、頭蓋骨と脳がぴっちりとくっついていたら、何らかの衝撃があったときに、脳や脊髄は直接ダメージを受けてしまいますが、この脳脊髄液があることで、クッションとなり衝撃を吸収してくれるのです。
逆に言えば、脳脊髄液にはショックやトラウマなどの痕跡を残しており、液の循環が阻害されたままになっていることがあります。

イラストには、第3脳室と第4脳室のみが書かれていますが、実は、第3脳室の両隣に、側脳室と呼ばれるもっとも大きな脳室があります。


成人で約500ML~600MLほどの脳脊髄液が一日に生産されます。しかし、体内にある脳脊髄液は170ML~200MLほどです。
少ないように思われますが、この脳脊髄液の役割はとても大きいのです

脳脊髄液と骨格、そして筋肉との関係

そして、その脳脊髄液の流れの滞りは、そのままにしておくと、骨格系、そして筋肉の構造に負担をかけてしまうのです。

脳脊髄液と、骨格、筋肉との関係

こちらの図にあるように、脳脊髄液は身体の中心軸である、脊柱(頸椎、胸椎、腰椎)を包むように循環しています。
もし、この脊柱にダメージがあった場合は、同時に脳脊髄液にも、その打撃の痕跡が残ってしまいます。
その脳脊髄液の停滞が、脊柱の自然な柔軟性を阻害し、骨格の歪みに発展します。


さらに、骨格の動きを支える筋肉にも、その歪みはダイレクトに影響を及ぼします。
しかし、脳脊髄液の循環を改善させることで、筋膜や筋肉組織の状態を良好にします。

脳脊髄液と内臓との関係

さらには、内臓にまで負担をかけていることがあります。

脳脊髄液と内臓との関係

脳脊髄液の流れは、骨格、筋肉、内臓など全ての根本にある司令塔です。

骨、筋肉、内臓に直接アプローチしても根本にあたる脳脊髄液の流れを回復させないと、結局、症状を繰り返してしまうのです!


中満整体が提唱している、脳脊髄液健康法とは、その滞ってしまった脳脊髄液の流れの循環を回復します。
ご自身の本質にある生命力によって回復するからこそ、根本的改善が可能なのです!

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