桜の花が可愛らしい季節になりました。
クラニオバイオ整体ドットコムの中満整体です。
いきなりですが、あなたはタバコを吸いますか？
また、禁煙をしたことがありますか？
私は、たばこの煙が大嫌いです！
よくあることなのですが、白楽駅を降りて、先に歩いている人が、たばこに火をつけ、
その吐き出す煙が、私の顔面を直撃するときの、この不快感ったらないです。
横浜駅周辺の指定区域では、市の条例により、
喫煙所以外での喫煙は、2000円の罰金になります。
しかし、白楽駅前は、残念なことに、罰金区域ではないのです。
と、文句をいうものの、実は、私はかつて約20年間ほど、喫煙していた時期がありました。
罰金も一度お支払しています。
人には言えない年代から喫煙を覚え、
数年前、まだタバコが200円台だったころに、やめています。
喫煙している当時から、
タバコの煙が良い香りだと思ったことはありませんでした。
自分の部屋がタバコ臭くなるのが嫌で、いつも窓の外で喫煙していた程です。
愛煙家というよりは、このひと箱を最後にしようと思いながら、
結局20年間吸い続けたようなもので、
あーおいしいなー！と思いながら健康的に喫煙するより、
身体に悪そうな喫煙生活だったように思います。
ありとあらゆる方法で、20年間禁煙をし続けてきました。
クラニオセイクラル・バイオダイナミクスに出逢ったころも、喫煙していましたが、
私は、意外な方法で、地味に禁煙に成功することになったのです！
それは、クラニオセイクラル・バイオダイナミクスのニュートラルの学びに深い関係があります。
今日は、禁煙とニュートラルについて、書いてみたいと思います。
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私のしてきた禁煙方法とは、たとえば、
● 禁煙パイポ
本当に、いい香りがして、気持ちが紛れます！
しかし、喫茶店、バーなどのお家以外の場所で、このパイポを口にくわえるのは勇気がいり、結局挫折してしまいました。
● ニコチンを含むガム。
美味しいガムです。だから、ガムをたくさん欲するようになり、挫折しました。
● 皮膚に張るニコチンシール
皮膚トラブルを起こし、使用1日で断念！
● 禁煙の本
1冊目は、おそらく父が読んでいた禁煙の本を読んでみました。
内容は、喫煙の恐ろしさが延々と書いてある本で、
いわゆる、恐怖による動機づけで、吸えなくさせようというものだと思うのですが、
私の場合、恐怖で動機づけされたほとんどのことは、達成できないタイプなので、
こちらも残念ながら失敗！
しかし、アラン・カーというロンドンで禁煙スクールを開いているセラピストの執筆した本、
「禁煙セラピー」はとても良かったです！非常に参考になりました！
カー先生は、禁煙は意志や忍耐の力ではできないと断言しています。
本を読み終わるまで、禁煙しないでくださいと言って、喫煙の仕組みを淡々と理論的に説明してくれています。
しかし、この本を読んでからも、何回も禁煙に挫折しており、
この本が最終的な決め手では、ありませんでした。
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クラニオセイクラル・バイオダイナミクスを学び始めた当初、私は、喫煙していたとお伝えしましたが、
まず、その学び初めのころに、”ニュートラル”という心的態度がとても大切な事だと学びました。
まさに、中立的で、どちらかに傾いていない状態です。
そのニュートラルが大切なことだという知識は、初期のころからありますが、
しかし、それが身につくのは、教わってから、ずっと先のことになります。
私にとって、禁煙の成功は、
この”ニュートラル”が身についてきて、
次第に、喫煙習慣を必要としなくなっていったのです。
しかも、アルコールに対する欲求も無くなってしまいました。
以前の飲み友達は、私がすっかり付き合いが悪くなったと、ちょくちょく文句を言ってますが、
タバコの煙に満ちた、居酒屋、飲み屋、バー、クラブ等に苦しくて、いられないのです。
なので、お付き合いは、もっぱら、昼間の分煙化されたレストランがメインとなり、
ショットグラスでジンやテキーラをキューっとやるのではなく、
食前酒として、シェリー酒や赤ワインをお食事が美味しくなる程度いただけば、もう十分となりました。
生活のいろいろなことが自然と変わっていきました。
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では、このニュートラルとは、何でしょうか？
ニュートラルとは、痛みや、困難、不安定な感覚や感情を抱えた状態で、
その痛みに巻き込まれることなく、そして、全ての不快感と戦うことなく、
その中心にある静けさに落ち着くこと。
という言い方ができるのではないでしょうか。
ちょうど、荒れ狂う台風の中心には、静けさがあるように、
全ての苦痛の真ん中を探し、その静けさに居続ける。
そして、その状態を選択し続ける。
と表現できるかもしれません。
学校でのニュートラルのトレーニングでは、先生や、アシスタントの方々に見守られた状態で、
その状態になりやすいようにサポートしていただきながら、ニュートラルになるので、
自発的なニュートラルというよりは、お膳立てされた空気に乗っかったニュートラル
という言い方のほうが、しっくりくるかもしれません。
しかし、このお膳立てのニュートラルを繰り返すことが、
いずれ、自発的になるのです。
クラニオセイクラル・バイオダイナミクスの施術を受け続けることもニュートラルの土台を作ります。
セラピストの作り出す、ニュートラルに溶け込みながら、
穏やかなニュートラルの状態を得ることになります。
このセラピストのニュートラルに溶け込む感覚も、
非常に重要な、ニュートラルの体得であり、自分自身のニュートラルを培う大切な経験です。
施術を必要とする方は、痛みや苦痛を抱えている方が多くいらっしゃるので、
そのすべての苦痛と戦うことなく、まず、静かな場所に落ち着いていく事から、施術は始まります。
ニュートラルは、まさに、セラピストにいざなわれた施術のスタート地点なのです。
一度ニコチンを摂取する習慣を持つ人が、
数時間ニコチンを摂取しないとなると、そこに禁断症状が現れるでしょう。
その禁断症状こそが、痛みであり、困難であり、不快感です。
禁煙におけるニュートラルとは、その禁断症状という不快感を持ち続けたまま、
その不快感の真ん中にある、静けさを見出し、
その静けさにたたずむという選択をし続けるということなんです。
始めは、セラピストによって、導いてもらいながら、
ようやくニュートラルを探し出せたとしても、
それを繰り返すことで、自発的にニュートラルを選択できるようになります。
その、ニュートラルにあり続けるという選択。
外見からは、全く、何をしているのかよくわからないように見える
その、ニュートラルにあり続けるという連続した選択。
その選択を、ずーっとし続ける習慣ができたころに、
喫煙の習慣が終わっていました。
アルコールへの欲求も終わっていました。
非常にこの地味な作業をし続けること。
このニュートラルに居続けるという地味な作業、
まさに、この地味な選択の連続とは、非常にパワフルです！
言葉での長々としたニュートラルの説明をいくら聞いても、
実感としてピンとこないと思いますが、
あらゆる手段での禁煙に失敗している方。
最後の禁煙を、地味に、確実に、着実に、ニュートラルで成功させてください。
喫煙者にとって、ニュートラルは、1日で体得できないかもしれませんが、
積み木を積み上げるがごとく、長期的に体得していったニュートラルの方が、
崩れにくいのです！
建築における、基礎工事のようなもので、
時間をかけて積み上げた土台の上には、様々な発展の可能性を秘めており、
何しろ、崩れにくいのです！
そして、そのニュートラルの体得は、
単に、禁煙を成功させて、タバコ代を別のことに使える、とか、
タバコを吸っていた時間を別のことに使える、などという、
禁煙成功からのメリット以上の、”おまけ”がついてくるんです！
私のおまけは、
● アルコールへの欲求がなくなって、お酒に酔って、愉快な気分になるのではなく、しらふで愉快な気持ちになる機会が増えたこと。
● 動揺などの、強い心の揺れを感じても、揺れない静かな場所を見つけることが自然にできるようになったこと。
● あと、主観的な見方と、そして、客観的な見方との両方の見方ができるようになったこと。
● そして、何より、今ここにいることに幸せを感じるようになったこと。
などがあります。
クラニオセイクラル・バイオダイナミクスの施術で、
深ーいニュートラルをじっくりと味わって、
ニュートラルを自分のものにしてください！
その時の、禁煙成功以上の、”たくさんのおまけつき”は、私が保証します！
中満整体