横浜市にお住いで、子育て中の30歳代のママ、Aさんが、三年半ほど前に、
体調不良の改善を望み、当方にお越しくださいました。
病院で処方された薬を、服用しても
いろいろな整体院に通っても、多くの不定愁訴が改善されなかったと仰り、
ご本人である、Aさんの体調不良の状況を、伺っているうちに
子供さんのお悩みが、大きな心理的なストレスになっていることがわかりました。
別のページでも、ご紹介しております通り、
子供さんの問題は、
親御さん、特にお母さんの問題が、解決されると同時に、
自動的に、子供さんの問題が、解決することがあります。
お二人の子供さんも、施術を受けていらっしゃいますが、
実際の施術そのものは、ほとんど、お母さんであるAさんが受けていらっしゃいます。
ですが、Aさんへの施術が深まり、状況が改善するとともに、
子供さんの状態は、自然と、落ち着いていきました。
Aさんのご承諾の元、ご感想文をご紹介いたします。
―Aさんのご感想―
子供が二人とも、発達障害の一種である、自閉症スペクトラム、知的障害、
さらに、下の息子は更にADHDと診断され
あまりのショックに、将来への不安を持っていました。
【娘の症状は、このようなものでした。】
● 言葉を話し出すのが遅い。癇癪がひどい。感覚が過敏すぎる。
● 環境が変わるとダメ。いつも同じ枕で寝て、
夜中でも、電気を煌々とつけていないと、寝れない。
環境が変わると、大泣きする。
● 公園やレストランなど、人が多いところが苦手。
音に敏感。人中で、ぎゃん泣きをして、走り回り、地団駄を踏む。
● 泣くと、抱っこしても、エビぞりをして、汗をかいて泣く。座っていられない。
● 人と同じように動けない。動かず止まることもできない。
● 指図されるのを嫌がり、狭い場所も嫌がる。
● ふんわりした大きなクッションが気に入ると、それを託児所にも持っていき、
気に入ったクッションや、毛布でないと泣く。
● 2時間くらい大泣きして、泣き止む。それを一日三回くらい繰り返す。
● 1歳から、5歳くらいまでの間は、夜寝ないで、泣き続けることが多く、
夜中、アニメのDVDを見せておくと、泣き止むが、それでも夜中起きている。
● こだわりが強い。膝までの、長い靴下でないといやだ。
気に入った洋服を、1週間着る。全身ピンクの洋服を、着たいなど。
【息子の症状は、このようなものでした。】
● ADHDと診断され、常に走り回り、落ち着きがない。
● こだわりが強く、ミニカーやウルトラマンのおもちゃを、
毎日リュックに詰めて、すべて保育園に持っていき、
自宅でも、リビングから寝室に持っていき、近いところに置いて寝る。
● 満腹感を感じないのか、食事をずっと食べていて、お米がどんどんなくなる。
● 小麦粉と卵のアレルギーがあった。
アレルギー反応が強く起きて、ステロイドを塗ったり、
ひどいときは、入院に至ったことが数回あった。
● 寝ない。睡眠薬を処方されて服用していた。
● 言葉を話し出すのが遅く、理解も遅い。
➡ ❶ 発達障害は、脳の機能障害ではなく、脳脊髄液の流れが滞っていることによる障害
私は、周囲から、愛情不足なんだと言われては悩み
本を読めば、自分の至らなさや、
子供たちの障害のことについて書いてあるように思えて
辛い毎日が続き、育児の大変さに 心身ともに衰弱し、
私自身も、不眠、うつ病、適応障害と診断され
以前のように、自由に動くことができず、
ほぼ、寝たきりの状態になっていました。
➡ ❷ 【発達障害とバーストラウマの関係】どのような環境で、どのように産まれたか
あらゆる病院や整体院に、4~5年通院するも改善されず、
最終的には、友人の紹介で 中満整体に通うようになりました。
まず先に、私が、施術を受けていくうちに、
少しずつ、睡眠薬なしで、眠れるようになり、
徐々に動けるようになっていきました。
そして、徐々に、子供たちに変化が起き始めました。
これまで、娘と息子も、施術を受けておりましたが、
ほとんどは、母親である私が、施術を受けていました。
そして、私の症状が、落ち着いていくにつれて、
時間はかかりましたが、子供たちの症状が、自然に、変わっていったのです。
やがて、二人とも、睡眠薬なしで、よく眠るようになり、
激しい癇癪や、こだわりもなくなり、落ち着きが出てきました。
今では、息子のアレルギーは、ほとんどなくなり、
以前、反応が起きていた、卵や小麦粉の入った食品も、
食べられるようになりました。
娘は、以前、支援級に入っていたのですが、
今では普通級で 他の子と変わりなく 大いに笑い
よき仲間を作り 学校生活を楽しんでおります。
今となっては、子供たちの今まで、気になっていた症状のほとんどは、無くなっています。
➡ ❸ 子供さんの問題は、お母さんの問題が解決されると同時に、解決されることがある。
そんな姿を見て 私もスッカリ元気になり、動けるようになり、
不眠も、うつ病も、適応障害の症状も、一切出なくなりました。
体調に伴って、気持ちの変化が出てきて
私の考え方や、とらえ方が自然に変わり、
それによって、子供たちが変わっていったように思います。
未来への不安が不思議と薄れて来て、
子供たちのことを受けれて、認めることができるようになりました。
自分が変わらなければいけないところや
感謝すべき事といった、気づきが施術して頂く度に、心の内側から 浮かんできて
こういう事だったのか!と、はっと気付く事に 本当に驚きました。
勝手に口が動くというか 気が付いたことが、自然に言葉になっていくような、不思議な感覚でした。
次第に、私は、多くの症状を抱えた、この二人の子供たちを
産んで育てるという境遇になった、意味のようなものにも
自然に、気付いていったように思います。
私は、これまで、とても完璧主義なところがありました。
幼少期から、勉強やスポーツなどが、比較的、出来てしまっていたことから、
常に、優等生である自分でいなければいけないと、思い込んでいましたし、
親や周りの大人も、それを私に、期待しているように感じていました。
時に、完璧ではない自分を、感じてしまったときには、それを、受け入れることができず、
自分自身を責めて、とても苦しんでいました。
しかし、私は、完璧ではない子供たちを産み、育てることで、
二人の子供の不完全さを、受け入れて、愛することを通し、
私は、最後に、完璧ではない自分自身を、受け入れることができました。
この二人の子供達と、出会うことがなければ、
私は、自分自身に気が付くことも、自分自身を受け入れて愛することも、できなかったかもしれません。
➡ ❹ 自ら、問題の答えを導き出し、三位一体での癒しが起き、被害者意識が消滅する。
今、これからの子供との未来がとても楽しみで仕方ありません。
この子達が産まれてきてくれて
とても幸せと心から思えるようになりました。
ありがとうございました。
―以上いただいたご感想です―