えりさんは、私が信頼しているヨガインストラクターであり、瞑想の指導もなさっています。
いただいた感想文にある、在るべき場所に戻ること。
これは、整体において、歪んだ骨の位置が、自然に在るべき場所に戻って、背骨が真っすぐになる事でもあり、
また、ヨガや瞑想を行う中で、ごく自然に、ココロとカラダの調和がとれ、在るべき状態に回復する事でもあります。

えりさんは、施術中に”仙骨と、首周りの骨が、在るべき場所へと自発的に戻る”ことを体験なさっています。
また、その状況を、「目に見えない場所の調整」ともおっしゃっています。
背骨は、たくさんの骨が集まって、一本のまっすぐな背骨になっていますが、日常生活の中で、それが、ずれることがあります。
しかし、えりさんが体験されたように、人が持つ治ろうとする力、自然治癒力により、
骨は、みずから、もともと真っすぐであった背骨の位置をみつけだして、戻っていく事ができます。

えりさんの「からだの調整が、やさしい中に、しっかりある形で、快適に帰れました。」という、
この表現も、実に、中満整体の特徴を表しています。
施術の効果として重要なことは、”気持ち良い”ということだけではなく、
組織や臓器が、”しっかりある形で、快適に元の位置に帰れる。”
ということも、同じく重要であると考えています。

自然の法則に逆らうことなく、また、力技で、施術者が、無理矢理、戻させる必要もなく、
ごく自然にあるべき場所に自動的に戻る。
この脳脊髄液健康法ならではの現象とは、非常に大切な回復のプロセスです。
自発的に癒しが起こる。だからこそ、根本的な改善をサポートできるのです。

ともこさんのご感想にあります、施術中に感じた、光の質とは、
ともこさんだけではなく、施術中の体験として、よく施術後にお伺いいたします。

1900年代初頭、このクラニオセイクラルの発見と発展に大きく貢献されました、
William Garner Sutherland D.O.（ウィリアム・ガーナー・サザーランド ドクター オブ オステオパシー）
は、中枢神経系を循環している脳脊髄液には、光の質があることを、すでに発見していました。

非常に神秘的に捕えられがちな、この光の質は、
オステオパシーという西洋医学において、すでに100年以上も前に、ひとつの現象として認識されています。

こちらは、ともこさんが、施術直後におっしゃっていた内容について、私が記述したメモです。

「背中から、透明でピンク、水色、クリーム色、白の光を感じた。
安心感を感じて、優しく、懐かしい光だった。

ずっと前から知ってるような光で、
優しく、全てをゆるしていて、否定のない存在だった。

その後に、左の身体から、エネルギッシュな形のない存在が湧き上がり、光と共に、消えて、
エネルギッシュなものは、鎮静していった。」

ともこさんは、このように、とても感性の鋭い方で、
ご自身の背中の痛みが消えていく様子を、こんなにまでも美しく描写してくださったのですが、
実は、鋭い感性とは、ともこさんだけではなく、脳脊髄液を持っている誰もが持っていて、
そして、誰もが、このような経験を通して、自動的な癒しをおこす潜在性を秘めているのです。

まさこさんは、靴下を重ね履きすることで、体温を保ち、冷え性を改善する、冷え取り健康法をなさっています。
そして、身体は反応するものであるということを、深く理解されていて、
身体についてを、よく勉強されていらっしゃいます。

皮膚は、内臓の鏡であり、最大の排泄器官とも言えます。
東洋医学の常識では、蕁麻疹＝”皮膚だけのトラブル”ではありません。
蕁麻疹＝内臓の反射であり、身体は、何かを排泄しようとしていると考えることが多いでしょう。
中満整体では、この優れた皮膚の機能を最大限に活かすことが、自然治癒力にて根本的に回復することへのプロセスの一種であると考えています。

まさこさんは、クラニオセイクラル・バイオダイナミクスで、
つらい好転反応の時期を、すっきりと短期間で完了することができました。
しかも、全身に蕁麻疹が出てしまったにもかかわらず、
皮膚に、醜いシミや黒ずみ、傷跡などの痕跡を、一切残すことなく、綺麗にデトックスを完了することができました。
脳脊髄液の循環を促すことが、血液、リンパ液などの液の循環を促すことへの底力となり、排毒を根底から完結させます。

中満整体では、冷え取り靴下でお身体の改善をなさっておられる方のサポートもさせていただいております。
往々にして、冷え取りをされている方は、お身体について、よく勉強なさっていらっしゃることもあり、健康についての話もスムーズです。
施術効果についても、冷え取りと共に相乗効果が見込めるでしょう。