春らしい季節になりましたね。
花粉舞い散る今日この頃、いかがお過ごしですか?
今日は、中満整体がやらなことと、生命力をどうとらえているかについて書きたいと思います。
ちなみに、そのやらないこと3つは、当方がやっていないだけで、
それ自体を否定しているわけではありません。
脳脊髄液健康法は、大変、繊細なワークであることから、
施術者の、ほんのわずかな意図や行為が、
受ける方の心身に、思わぬ影響を与えてしまうことがあるので、
あえて、やらないという姿勢をとっています。
いや、やらないというより、これまで、やる必要が全くなかった。
といった方が、適切です。
より詳しく、中満整体の脳脊髄液健康法をご紹介するために、
また、期待していたことを、してもらえなかった!ということがないようにいくつかをご紹介します。
***** 中満整体がしない3つのこと *****
それは、心理分析と、問題を分類訳する事。そして、チャネリングです。
心理や心の状態は、身体の声から理解することができると考えており、
また、問題を分類化することは、見る側の主観で、
見られる側の状態に限定性をもたらす可能性があると考えているからです。
そして、チャネリングは、施術を通して、受ける方の必要なことを受け取れることが多く
今まで、する必要がなかったからです。
***** 個人のレベルを超えているのが生命力 *****
脳脊髄液健康法の施術中は、身体が静けさに包まれ、休息すると同時に、
心、精神も安らいでいくでしょう。
そして、静かになればなるほど、生命力は活動しやすくなります。
さらには、施術者が、生命力の活動を邪魔しないことで、
もっと、生命力は、活動しやすくなります。
施術者が、生命力の邪魔をしないとは、
どういうことかといいますと、
たとえ、施術者であろうとも、生命力の活動中に、
私が、という個人のレベルで
一見、親切心とも思えるような(心理分析、分類分け、お告げを伝える等の)
行為をしないということです。
脳脊髄液健康法において、実は、それらの行為は、生命力にとって、邪魔されたも同然なんです。
なぜならば、生命力は、本来、生命力自身の力で、回復したいからです。
したい、というより、生命力には、すでに、その回復できる力を十分に持っていて、
回復しようとするのが、生命力の本性だからということもできます。
たとえ、体調不良で悩む方の生命力であっても、
やはり同じく、生命力は、生命力自身の力で、回復したいのです。
施術者の私は、ただ、ただ、その生命力のしたいことを、邪魔しないで、
生命力が、したいことを、したいようにできるよう、見守っているのです。
***** 生命力とは、非常に敏感で繊細でいながらも、たくましい。 *****
例えば、人の生命力は、人の個人レベルの知能や知性を超えた
壮大な知性を持っていますし、
一般的に知性が高いと思われている方々の頭脳よりも、
その背後にある生命力とは、その方々の頭脳明晰さ以上の、知性があります。
生命力の知性とは、知識が多い、
または、頭の回転が速く、臨機応変に対応できるというレベルの知性ではなく、
知性に加えて、愛があり、
また、個人レベルの愛とは、比較にならないほどの、深い慈悲があります。
施術中は、生命力が、自己治癒を開始しますので、
その自己治癒を、邪魔しないために、
施術者である私個人の、能動的なアクションを起こさないのです。
確かに、心理的な状況や、問題点を見極めることはありますが、
それは、極めて受容的な知覚であって、
施術者が、心理分析、問題の解析などまで、やってしまうと、
たちまち、生命力は、自らの生命力で回復する力を弱めてしまうのです。
生命力とは、他者からの介入や、干渉に、非常に敏感であるとも言えるかもしれません。
***** 生命力を存分に活用するために、しないこと。 *****
私が、心理を分析して、
私が、問題の本質を探り出し、分析して、断定し、
私が、斬新な解決策を見出す。
私が、新しい考え方を説き伏せ、再教育し、
私が、その実現に向けて、誘導する。さらには、
私が、高次の意識から得たことを、私が告げ、
私が、治す。
このように、個人レベルでの、施術者としての私が、
主導し、能動的にふるまえば、ふるまう程、
脳脊髄液健康法において、生命力は、弱くなり、
本来のたくましさを発揮できなくなってしまうのです。
お察しの通り、一般的な、問題解決論とは、まるで異なります。
一般的には、知識や頭脳明晰さで、問題をコントロールできる事が、
優れている事である、と思われていますし、
現に、私も、そのように、一般教育を受けてきましたので、
この受容性を身に着けるためには、非常に時間がかかりました。
しかし、これらの施術者主導の干渉を無くすことで、生命力に、存分にその力を発揮してもらえるようになると、
この、脳脊髄液健康法によって、根本的な治癒が訪れることが
臨床の経緯と共に、より明らかに、なってきました。
そして、依存とは、生命力の本来の姿ではありません。
施術者の個人の思考、または、エゴのようなもので、施術をすることが、
生命力の自立を、妨げてしまい、結果、依存させてしまう、と言っても過言ではありません。
中満整体が考える、根本的治癒とは、
薬を含む、外側の何か、または施術者の力や思想、また、エゴによって、治癒を強要するという意味ではなく、
内なる生命力が、自発的に治癒することだと考え、
また、それを、サポートするのが、
脳脊髄液健康法なのです。
長文をお読みくださって、ありがとうございました。
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