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父の根本的改善への道のり
身内の話で、大変、恐縮ですが、70代男性とは、私の父のことです。
ある年の暮れ、父は、交通事故に遭い、頭部を強打しました。
事故直後には、すぐには現れませんでしたが、
その事故後、偏頭痛に苦しむようになり、見るからに元気のない様子が続きました。
特に、自転車や車の運転中に、ガタガタいう線路の上や、
平らではない場所を走る時、身体が上下に揺れると、
激しい頭痛を覚えるとのことでした。
私は、クラニオセイクラルセラピストですが、実は、これまで、父は、この施術に対して理解を示したことがなく、
決して、自分から施術を受けたがらないのですが、事故の急性疾患が長引き、慢性的な症状になることの危険性を感じ、
「交通事故後の脳について、レポートを書かなくてはならないから」と言い、なんとか、受けてもらったという状態でした。
【事故直後にて受けた精密検査結果と医師の診断結果】
交通事故の後、すぐ、精密検査を受け、客観的なデータと共に、施術を受けています。
12月 脳や、頭蓋骨に異常はないが、衝撃を受けた痕跡が見受けられ、経過観察が必要である。
(1月クラニオセイクラル・バイオダイナミクスの施術を受け始める。)
2月 12月に見られた衝撃の跡は、やや正常化している。
5月 正常化された。
医師の診断と共に、徐々に偏頭痛は少なくなり、5月の最後の検査後には、偏頭痛は治まりました。
❶ 交通事故で身体に強い衝撃を受けたら、まず、精密検査を!
まず、事故などで、頭部や身体に強いダメージがあった場合は、すぐに、病院にて精密検査を受けてください。
そこで、異常があった場合は、当然ながら、医師の指示に従ってください。
脳内に出血があった場合は、クラニオセイクラルの施術を受けることができません。
また、処置の必要がなく、経過観察となった場合は、即、クラニオセイクラル・バイオダイナミクスを受けることをおすすめいたします。
父の場合は、病院での定期検診を受けながら、共に、クラニオセイクラルも受けており、
客観的な検査結果と医師の診断とを連動することにより、クラニオセイクラルの効果を、よりはっきりと理解することができました。
クラニオセイクラルは触診を通して、薬を使わずに、脳脊髄液の流れを正常化していく技術です。
そして、病院での検査は、画像を通して、どのように回復しているのか、客観的なデータと共に診ていただくことであり
このふたつを連動することは、非常に大切なことです。
施術を受ける方の、主観的な身体感覚の正常化と、
精密検査の結果である、客観的なデータに検証された正常化とが、
ともに足並みそろえて、回復することが望ましいと思います。
❷ 急性疾患をこじらせて、慢性疾患になることがある。
中満整体では、このような状況に置かれた方から、ご連絡をいただき、施術をさせていただくことがあります。
● 身体、頭部などを、強打した後、
● 強いお薬を服用、塗布した後、
● 注射などで強い薬剤を摂取した後、(麻酔薬、ブロック注射など)
この後に、体調不良になるが、病院にて検査を受けても、問題ないと言われたという状況に置かれ、
場合によっては、心の問題として、精神安定剤を処方され、途方に暮れて、中満整体にご連絡をくださることがあります。
強打した場合は、物理的なトラウマでありますし、薬剤がきっかけであれば、薬害のトラウマを負っています。
そこに、もし、痛み止めや、精神安定剤などの、対症療法が加わると、さらに、薬剤のトラウマが加わり、
いずれは、雪だるま式に薬剤のトラウマは膨れ上がり、急性疾患から、長期化した慢性疾患になるでしょう。
父の偏頭痛も、根本的回復に至ることのない、鎮痛剤を、服用し続ける習慣ができると、
物理的なトラウマに、さらに薬剤のトラウマが重なって、トラウマが肥大していく一方です。
そうなれば、身体のみならず、心にも悪影響が及ぶでしょう。
急性疾患をこじらせる前に、脳脊髄液健康法にて、お早目に回復してください。
❸ 脳脊髄液健康法に、年齢の壁はない!
以前に、20代男性の偏頭痛の根本的改善について、ご紹介させていただきましたが、
実は、このクラニオセイクラル・バイオダイナミクス頭蓋仙骨療法の作用に、年齢は関係ないと考えています。
フランクリン・シルズ博士はこのように言いました。
The organizing forces at work within the developing embryo are still at work in the eighty-year old.
発達中の胚子の変成力は、80歳の体にも同じように作用している。
つまり、受精卵や、胎児、赤ちゃんは、大人の成長とは比べ物にならないほどの成長を遂げますが、
その変成力、または修復力とは、80歳のおじいさんにも、同じように作用しているという意味です。
私は、2002年にこの文章を、ウエブサイト上で立ち読みしたのですが、
まず、こんなことがあるわけないという思いと、
もし、これが本当ならすごいことだと思いの、両方を持ちました。
あれから、14年経ちましたが、これは、本当でした。
若い人の脳脊髄液であっても、年長者の脳脊髄液であっても、脳脊髄液は、同じ修復力で、
年齢に関係なく、身体と心を癒している、という言い方もできるでしょう。
特に、私が年長者の脳脊髄液の流れから感じますのは、
戦前、戦中、終戦後に、薬剤が不足していたことから、薬害のトラウマが非常に少ないと感じています。
❹ 頭蓋仙骨療法の理屈を、頭で理解しているかどうかは、施術効果に関係がない。
施術者と、施術を受ける方の間に、信頼関係があるかどうかは、施術効果に関係あると私は思います。
(信頼関係がないまま、施術を開始すべきではありません。)
しかし、頭蓋仙骨療法の理屈を、施術前に頭で理解していただいているかどうかは、施術効果に関係ないと思っています。
まず、頭蓋仙骨療法の効果は、プラシーボ効果のようなものではありません。
つまり、効果があると思いこんでいるから、回復がおきるわけではないということです。
プラシーボ効果とは、偽薬を、薬だと信じて服用すると、心身に同様の変化がもたらされることを言います。
例えば、乗り物酔いをする子供に、
これは、乗り物酔いに効く薬だからと言って、飴玉を与えると、
子供は、暗示にかかったように、乗り物酔いをしない。というような、効果です。
この療術は、見た目には、身体にふれているだけなので、なぜ、根本的な回復が可能なのか、非常にわかりずらい一面があります。
私が、何度説明しても、父は、どうせ、おまじないの類だろう、と思っていたようです。
しかし、父のように、頭で、この療術を理解していなくても、
頭蓋仙骨療法は、心身に働きかけるサイエンスに基づいた療術ですので、根本的改善は、十分に可能です。
❺ 治してもらいたいのか、治りたいのか?
これは、”施術を受ける前に”のページでもご説明しておりますが、
クラニオセイクラル・バイオダイナミクス、頭蓋仙骨療法は、
施術者が、施術を受ける方を、”治してあげている”のではありません。
受ける方の生命力が、自由に発動できるように、働きかけてはいますが、実際の回復のプロセスは、
”治してあげている”のでも、”治してもらっている”のでもありません。
実は、父が回復した時、父は、
「自分の生命力で回復したのであって、この療術によって回復したわけではない!」
と言っていました。
その背景として、父は、私がバイオダイナミック・クラニオセイクラル・セラピストであることを歓迎しておらず、
せめて、医師、薬剤師、看護師、鍼灸師、など、日本の厚生省に認可された職業ならば許せるが・・・。
といった考えを持っていることもあり、”私の手柄ではない”と言っていましたが、
実のところ、父の言う通り、施術の効果とは、私の手柄ではありません。
私が、錆びた自転車に、この施術をすると、錆びが消えて、ピカピカになるなら、私の手柄です。(なりません!)
私が、割れたお皿に、この施術をすると、ピタッとくっついて、元のお皿に戻るなら、私の手柄です。(戻りません!)
この療術は、生きた生命力のある存在にしか、効果がありません。
つまり、施術を受ける方の、生命力ありき、なのです。
その生命力が、自動的に、開花して、自らを癒すからこそ、根本的改善が可能なのです。
最後に、
父のケースをご紹介させていただきましたが、父の回復のプロセスが、必ずすべての人に当てはまるという訳ではありません。
回復のプロセスは、おひとりおひとり違っています。
そして、私は、整体師として、ある程度の臨床経験を持っており、クライアントさまの安全をお守りする責任を全うするため、これまでの臨床経験から治療計画を立てることがあります。
しかし、最終的に言えるのは、この世に二人と同じ人はおらず、私の臨床経験など、万人に当てはめることはできないということなのです。
生命力とは、私の想像をはるかに超えています。
ですので、自動車の修理のように、回復までの日数や、施術回数などのお見積もりをたてることができません。
しかし、このクラニオセイクラル・バイオダイナミクスのワークこそが、生命力を最大限に活かし、より生命力が駆動しやすいようサポートができる最も信頼できる技術であると私は確信しています。
24時間無料メール相談も承っております。
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